関空の宣伝行為なのか?
6/18付TV朝日系「報道ステーション」で、[戦略なき空港政策」の特集を行っていました。内容は、開港から15年を迎えた関空が、国際線・国内線の撤退が続いていること、日本の地方空港からソウル・仁川経由で海外へ向かう人が多い実態、貨物輸送でも、ソウルが成田を抜いて世界2位に躍進していることなどを取り上げていた。
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/movie/
しかし、どうもこの番組、関空の宣伝行為ではないかという感じを持った。関空が振るわないのは、伊丹が存続しているためとか、多額の建設コスト故着陸料が高すぎるためとかいったものが目立った。また、成田の貨物用地が狭すぎる一方で、関空は予算がつかないため、2期島に広大な空き地があるから、それを使えと言ったものもあった。
つまるところ、国家資金を投入して関空の債務を減らせば、関空は浮上できると主張しているようだ。
しかし、内際一体化し、着陸料も関空の3分の2程度なのに、中部空港は関空以上に国際線の撤退が続いていることはどう説明するのか? 税金を投入して救済したところで、関空がハブ空港になれるわけではない。
にもかかわらず、国家資金を投入せよというのは、分不相応の過大投資を強行した関空のツケを国民に回すだけに過ぎないのである。この番組は、関空救済のための税金投入の地ならしに過ぎないのではないか。
日本の空港には戦略がなかったというのはその通りであろう。しかし、本当に戦略があったら、そもそも関空など作らなかったということではないだろうか。少なくとも、2期工事は止めるべきだった。
内外の航空会社が希望するのは東京だ。航空会社が希望しないところに作っても役に立たない。
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