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車利用者の声だけが国民の声なのか?

全国の地方高速道路で、土休日はETC車に限り一律1,000円で乗り放題という施策が実行された。通行料金が高すぎて利用が振るわなかった東京湾アクアラインや本四連絡橋でも、交通量が倍前後に伸びるなど、一定度の効果を発揮している。

ただ、交通量が倍になっても、料金が4千円から1千円になっては、料金収入は減少する。結局、そのツケは一般国民に回ってくるわけである。

そもそも、今回の措置は、民主党の主張した「高速道路無料化」案に与党も対応せざるを得なかった面がある。更に昨春の「ガソリン税廃止」騒動も、自動車ユーザーに受けを狙ったものだった。

「高速無料化」や「ガソリン税廃止」があたかも国民の声であるが如き物言いであるが、自動車ユーザーでない国民にとっては、新たな負担増になる話である。更に、自動車利用が増えれば公共交通が廃止・不便になる人もいる。

また、自動車交通増加は二酸化炭素排出量の増加をもたらす。京都議定書の目標達成すら不可能になっている日本が、更に排出量を増加させる政策を採るのは、やる気があるのか疑われる話ではないだろうか。

まあ、今回の措置で唯一評価できるのは、これを機に、余り導入の進まなかったETCの普及が一気に進みそうなことである。

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コメント

民主党は弱者保護を声高に主張している割に、車を運転できない「交通弱者」は完全無視ですね。
自動車に偏った現状を改善するには、ガソリン税の一般財源化で公共交通への投資が必要だというのに。
自民党の高速1000円均一でも人気取りの愚策だというのに、それを上回る世紀の大愚策としか言い様がありません。
一度廃止になった鉄道の復活や、高速道路の再度有料化は事実上不可能で取り返しがつかないと言うのに。

投稿: juggernaut | 2009年7月13日 (月) 21時44分

1000円高速のせいで、フェリーの中には休止するところも出てきているし、高速バスは大渋滞でえらい迷惑を被っている。

>自動車に偏った現状を改善するには、ガソリン税の一般財源化で公共交通への投資が必要だというのに。

問題は、料金収入やガソリン税収があれば、新たな道路建設に使われかねないことです。

もとは、料金プール制やガソリン税は、道路が未整備だった時代に作られた制度であるが、現状では見直しが必要である。

既に40兆もの巨額の債務がある以上、既存の債務返済を優先すべきでしょう。

投稿: かにうさぎ | 2009年7月14日 (火) 21時48分

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